今日のお勉強
PR

憩室炎の勉強

kensa-life
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

普段、遭遇する憩室炎って、こんな感じですよね?↓

私の中でも憩室炎と言ったらこんな感じで、憩室がポコっと飛び出しているのを思い浮かべます。くびれがあって、周囲の脂肪織の上昇があって…糞石があることも。

sono
sono

周囲の脂肪織が炎症によって上昇して、病変部が目立つようになることをisolation signと言うよ

でも、この前遭遇した憩室炎が、こんな感じの典型的な像ではなくて、ちょっと迷ってしまったんですよね💦

それがこちらの症例
【腹部エコー】症例4 憩室炎
【腹部エコー】症例4 憩室炎

それでね、憩室炎についてちょっと調べてみたの。

そしたら、「周囲に膿瘍形成の低エコー域がみられることもある」って。↓

膿瘍形成のこと、すっかり頭から抜けてました。^^;

この前の症例のエコー像を見て、膿瘍形成の画像だとは気づかなかったんですよね💦

これ、この前の憩室炎の症例に似てる…。

どこからどこまでが憩室で、どこが膿瘍形成を反映した低エコー域なのかは、血流を載せてみたら良かったんですね^^;

でも、カラードプラ、結構試すのですが、血流乗らないことが多いような気がする…。

この前の症例でも振り返ると、カラードプラ試していたけれど、カラーシグナルは見られなかったし。

膿瘍形成性の憩室炎は、5センチを超えるとドレナージの検討となるので、その辺もしっかり確認できるようになりたいものです。


ABOUT ME
sono
sono
ソノグラファーになりたい人
臨床検査技師のsonoです。 技師歴は十数年くらいあるけれど、今更、超音波検査士になりたいと思い、勉強中。 3年後に合格するぞー!!!
記事URLをコピーしました