門脈圧亢進?の症例のCT結果とERCP結果
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sonoの検査部屋
普段、遭遇する憩室炎って、こんな感じですよね?↓
私の中でも憩室炎と言ったらこんな感じで、憩室がポコっと飛び出しているのを思い浮かべます。くびれがあって、周囲の脂肪織の上昇があって…糞石があることも。
周囲の脂肪織が炎症によって上昇して、病変部が目立つようになることをisolation signと言うよ
でも、この前遭遇した憩室炎が、こんな感じの典型的な像ではなくて、ちょっと迷ってしまったんですよね💦
それでね、憩室炎についてちょっと調べてみたの。
そしたら、「周囲に膿瘍形成の低エコー域がみられることもある」って。↓
膿瘍形成のこと、すっかり頭から抜けてました。^^;
この前の症例のエコー像を見て、膿瘍形成の画像だとは気づかなかったんですよね💦
これ、この前の憩室炎の症例に似てる…。
どこからどこまでが憩室で、どこが膿瘍形成を反映した低エコー域なのかは、血流を載せてみたら良かったんですね^^;
でも、カラードプラ、結構試すのですが、血流乗らないことが多いような気がする…。
この前の症例でも振り返ると、カラードプラ試していたけれど、カラーシグナルは見られなかったし。
膿瘍形成性の憩室炎は、5センチを超えるとドレナージの検討となるので、その辺もしっかり確認できるようになりたいものです。
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